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データベーススペシャリスト平成25年春期 午前Ⅱ 問7
問7
SQLにおけるドメインに関する記述のうち,適切なものはどれか。
- 基底表を定義するには,ドメインの定義が必須である。
- ドメインの定義にはCREATE文,削除にはDROP文を用いる。
- ドメインの定義は,それを参照する基底表内に複製される。
- ドメイン名は,データベースの中で一意である必要はない。
分類
テクノロジ系 » データベース » データ操作
正解
イ
解説
関係データベースにおけるドメイン(Domain,定義域)とは、「ある属性がとり得る値の集合」のことで属性がもつデータ型と同じ意味です。基本となる整数,文字列,日付等のデータ型以外にも、CREATE DOMAIN文を用いて列挙値(性別:"男","女")や、非負の整数(N≧0)などの独自の定義域を設定できます。
- あらかじめ用意された基本データ型だけで基底表を定義できます。またCREATE TABLE文の中で列制約を設けることによって、属性(列)がとり得る値を限定することも可能です。
- 正しい。ドメイン定義はCREATE DOMAIN文、削除にはDROP DOMAIN文を使用します。
- ドメイン定義は、スキーマ定義などとともにデータディクショナリ(DD)に格納されています。データディクショナリは各データベースに1つだけ存在します。
- ドメイン名は各データベースの中で一意である必要があります。