データベーススペシャリスト試験を受験するときに知っておきたい試験の日程や試験の位置付け・申し込み方法などをまとめたページです。
データベーススペシャリスト試験の概要
1.データベーススぺシャリストの位置付け
国家試験である情報処理技術者試験の試験区分の一つです。共通キャリア・スキルフレームワークでレベル4に位置付けられITエンジニアとして応用的な知識・技能を有することを証明します。 企業活動を支える膨大なデータ群を管理し、パフォーマンスの高いデータベースシステムを構築して、顧客のビジネスに活用できるデータ分析基盤を提供するデータベース管理者やインフラ系エンジニアを目指す方に最適です。
データベース関連資格としてはベンダー資格であるオラクル社のオラクルマスターと並び代表的存在で年間約1万5千人が受験しています。しかし出題される問題は生半可の知識では全く歯が立たないほど高難易度で、合格率は15~17%程度と低くなっています。
2.受験資格や年齢制限はない
データベーススぺシャリストに限らず、情報処理技術者試験は受験者に関する制限がありません。学歴、実務経験、年齢を問わずどなたでも挑戦していただける資格です。
3.受験料
7,500円(税込)です。振込手数料や決済手数料は各自の負担となります。領収書は、株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ(CBTS)の受験者専用サイト上のマイページからダウンロードできます。
4.受験の日程
試験は年1回実施されていて、例年10月の第2日曜日が試験日です。申込期間は7月上旬から7月下旬までの約3週間の期間となっています。
5.合格発表
合格発表は12月下旬で試験日のおよそ2カ月後になります。詳細な日程は試験開催日の20時頃にIPAのWebサイトでアナウンスされます。合格発表当日の正午にIPAのサイト上で公開されるとともに後に官報にも掲載されます。合格証書の発送は、合格発表日の翌月中旬頃となります。
6.試験会場
全国47都道府県の主要都市が試験会場となっています。
地方ブロック | 試験地 |
---|---|
北海道 | 札幌、帯広、旭川、函館、北見 |
東北 | 青森、盛岡、仙台、秋田、山形、郡山 |
関東 | 水戸、つくば、宇都宮、前橋、埼玉、千葉、東京、神奈川 |
中部 | 新潟、長岡、長野、甲府、静岡、浜松、豊橋、名古屋、岐阜、富山、金沢、福井 |
近畿 | 四日市、滋賀、京都、大阪、奈良、神戸、和歌山 |
中国 | 鳥取、松江、岡山、広島、山口 |
四国 | 徳島、高松、松山、高知 |
九州 | 北九州、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、那覇 |
7.受験申込み方法
定められた申込み期間内に『株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ(CBTS)の受験者専用サイト』からインターネットを使って申し込みます(情報処理推進機構のHPからリンクされています)。初回の申込みではIDとパスワードを用意してマイページを作成する必要があります。
申し込んだのに受験票がなかなか届かないと心配になる人もいますが、受験票は試験日の月初あたりに発送されます。
8.主催団体・問合せ先
独立行政法人『情報処理推進機構』
〒113-8663
東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス15階
ホームページ:https://www.ipa.go.jp/shiken/
問い合わせ先:https://www.ipa.go.jp/contact.html
データベースSP試験は、
- データベース技術認定の国家試験
- 47都道府県で受験可能
- 年1回(10月)の開催
- 受験料は7,500円(税込)