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データベーススペシャリスト試験対策で定評のある書籍を紹介しています。

データベーススペシャリスト おすすめ参考書・問題集

※最終更新日:2023年3月20日

例年、参考書・問題集が年1回ペースで改訂が行われています。

1.基本テキスト

現在、データベーススペシャリスト試験向け基本テキストでは、以下のシリーズが発売されています。この中では「情報処理教科書シリーズ」が鉄板でしょう。人気の理由は、筆者の豊富な経験から導かれた攻略指南と、過去17年分の午前、午後1、午後2の解説が電子データとしてダウンロードできる特典が付いていることです。通常、過去問題集であっても1冊の書籍に収録されている過去問題は4期分程度ですので、電子データといえど破格の収録内容でしょう。さらに解答用紙もPDFで提供されているため、過去問題を繰り返し学習できます。また本書の序章では、過去問題の学習順序に優先度を付けてくれており、「どの問題から手を付けて良いかわからない」といった迷いにも配慮されています。私は、この参考書のおかげで合格できたといっても過言ではありません。自信をもっておすすめできる1冊です。

  • 情報処理教科書 データベーススペシャリスト 2024年版【超定番】
  • 徹底攻略データベーススペシャリスト教科書 令和6年度
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  • 2024 データベーススペシャリスト 「専門知識+午後問題」の重点対策

2.過去問題集

直近数回分が1冊にまとまっている現行の書籍はアイテックの「総仕上げ問題集シリーズ」のみです。ゆえに市販の過去問題集としてはこれ1択になってしまいます。データベーススペシャリスト試験では、教科書の特典として過去問解説のデータが利用できることが多いので紙の過去問題集は数が多くないという事情があります。昔の過去問解説を紙で入手したい人は、技術評論社の「パーフェクトラーニング(平成27年版が最後)」やアイテックの「徹底解説本試験問題シリーズ(2018年版が最後)」を中古で購入することになるでしょう。

3.データベース関連技術をさらに深く知るための副読本

試験対策だけではなく、実務でも役に立つ書籍を紹介します。

特に、日本データベース学会会長である増永 良文氏が著した「リレーショナルデータベース入門」はデータベースを設計する人ならば一度は読む価値がある一冊です。関係データベースの理論的な面を重視しているので少々難解な部分(数式など)もありますが、「データベースとは何か」に始まり、関係データベースモデルの概要、和・差・共通・選択などの関係モデルに特有のデータ操作、第5正規化までを含む設計理論、SQL、内部設計、インデックス法、ロック法やトランザクションの同時制御、データベースの回復法、分散データベースやNoSQLまで、関係データベースに関するあらゆる内容を網羅しています。試験対策本だけでは習得する知識が断片的になりがちですが、この書籍はデータベース理論を基本から体系的に学ぶのに最適です。

  • リレーショナルデータベース入門 第3版【おすすめ】
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