HOME»データベーススペシャリスト掲示板»令和3年秋季  問3の解説について
投稿する

令和3年秋季  問3の解説について [0650]

 アテクタスさん(No.1) 
「関係R(A,B,C)の候補キーが{A,B}と{A,C}であり,{A,B}→C及びC→Bの関数従属性があるとき,関係Rはどこまでの正規形の条件を満足しているか。」
という問題の解説における正規形の説明についてですが、「主キー」ではなく「候補キー」の方が適切だと思います。
また、解説には

「ボイス・コッド正規形
  第3正規形を満たし、かつ、非キー属性から主キーへの関数従属が存在しない」

「非キー属性Cからキー属性Bへの関数従属性があるので」

とありますが、「非キー属性」ではなくそれぞれ「候補キーでない列の組」「候補キーの一部である」ではありませんか?
非キー属性とは「候補キーに含まれず、単体でもほかの列と組み合わせても主キーになることができない列」のことで、属性Cは候補キーの一部なので非キー属性ではありません。
また、「主キーへの関数従属が存在しない」とありますが、ボイス・コッド正規形は「存在する関数従属性の決定項が全て候補キーである関係」です。
つまりボイス・コッド正規形では第3正規形であることに加えて、主キーに限らず「候補キーの一部からあらゆる属性への関数従属」を禁止しています。
2024.02.11 13:46
返信投稿用フォームスパム防止のためにスレッド作成日から30日経過したスレッドへの投稿はできません。
© 2016-2024 データベーススペシャリストドットコム All Rights Reserved.

Pagetop