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データベーススペシャリスト平成28年春期 午前Ⅱ 問11
問11
表の結合演算アルゴリズムのうち,等結合だけに適用できるものはどれか。
- 入れ子ループ法
- 索引結合法
- ソートマージ法
- ハッシュ法
分類
テクノロジ系 » データベース » データ操作
正解
エ
解説
等結合(等価結合)とは、結合条件に等号(=)を用いて結合属性の値が等しい行同士を結合する演算です。これに対して条件に等号以外(≧,≦,>,<,範囲)を使用する結合演算を非等値結合(非等価結合)といいます。
ハッシュ結合は、結合する表のうち規模が小さいほうの結合属性の値を全件読み込み、それらの値をハッシュ化した表(ハッシュテーブル)をメモリ上に作成することで結合すべき行かどうかを高速に判定していく方法です。ハッシュ値への変換には、たとえ元の値同士が近くても全く異なった値が生成され、ハッシュ値からは元の値を復元できないという特徴があります。ハッシュ結合は、その名の通り"実際の値"ではなく"値のハッシュ値"を用いるため用途は「比較対象同士が同値であるか」という点のみに限られます。このような理由から、ハッシュ結合は等結合以外の結合演算には使用できません。
その他の結合方法は、実際の値同士を比較するため等結合・非等値結合のどちらにでも使用できます。したがって正解は「エ」です。
ハッシュ結合は、結合する表のうち規模が小さいほうの結合属性の値を全件読み込み、それらの値をハッシュ化した表(ハッシュテーブル)をメモリ上に作成することで結合すべき行かどうかを高速に判定していく方法です。ハッシュ値への変換には、たとえ元の値同士が近くても全く異なった値が生成され、ハッシュ値からは元の値を復元できないという特徴があります。ハッシュ結合は、その名の通り"実際の値"ではなく"値のハッシュ値"を用いるため用途は「比較対象同士が同値であるか」という点のみに限られます。このような理由から、ハッシュ結合は等結合以外の結合演算には使用できません。
その他の結合方法は、実際の値同士を比較するため等結合・非等値結合のどちらにでも使用できます。したがって正解は「エ」です。