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データベーススペシャリスト平成26年春期 午前Ⅱ 問17
問17
スタースキーマでモデル化し,一定期間内に発生した取引などを分析対象データとして格納するテーブルはどれか。
- ディメンションテーブル
- デシジョンテーブル
- ハッシュテーブル
- ファクトテーブル
- [出題歴]
- データベース R6秋期 問17
- データベース H19春期 問12
- データベース H21春期 問14
分類
テクノロジ系 » データベース » データベース応用
正解
エ
解説
スタースキーマは、多次元データモデルを表現するように設計されたスキーマで、データウェアハウスの実装で用いられます。スタースキーマは、1つ以上のファクトテーブルと外部キーを介して関連付けられている1つ以上のディメンションテーブルで構成され、中心となるファクトテーブルに各ディメンションテーブルが結ばれた星(スター)型構造をもつため、このように呼ばれます。
- ディメンションテーブルには、ファクトテーブルから参照される属性値が格納されます。
- デシジョンテーブル(決定表)は、複数の条件とその条件の組合せに対する処理や行動の関係を一覧にした表です。多次元データベースとは関係がありません。
- ハッシュテーブルは、キーと値の関係を保持するデータ構造です。多次元データベースとは関係がありません。
- 正しい。ファクトテーブルは、売上や注文などの時間を追うごとに発生するイベント毎の実測値(数量)とディメンションテーブルを参照する複合主キーから成るテーブルで、分析の対象となります。