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データベーススペシャリスト平成26年春期 午前Ⅱ 問15
問15
DBMSにおいて,デッドロックを検出するために使われるデータ構造はどれか。
- 資源割当表
- 時刻印順管理表
- トランザクションの優先順管理表
- 待ちグラフ
- [出題歴]
- データベース H14春期 問33
- データベース H17春期 問39
- データベース H19春期 問37
- データベース H22春期 問17
- データベース H30春期 問16
分類
テクノロジ系 » データベース » トランザクション処理
正解
エ
解説
待ちグラフは、実行中のトランザクションを各ノード、データのアンロック待ちの様子を矢印(有向辺)で表現したグラフで、デッドロックの検出に使用されます。X→Yは、トランザクションXがトランザクションYがロックしている資源のアンロックを待っていることを表し、待ちグラフ内に閉路(出発点に戻るループした経路)があればデッドロックが発生していると判断できます。このときDBMSはいずれかのトランザクションを強制的にアボート(中止)させることでデッドロックを解消します。
したがって「エ」が正解です。
したがって「エ」が正解です。