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データベーススペシャリスト平成24年春期 午前Ⅱ 問6
問6
関係モデルの候補キーの説明のうち,適切なものはどれか。
- 関係Rの候補キーは関係Rの属性の中から選ばない。
- 候補キーは主キーの中から選ぶ。
- タプルごとに,候補キーの値は異なる。
- 一つの関係に候補キーが複数あってはならない。
- [出題歴]
- データベース H28春期 問7
分類
テクノロジ系 » データベース » データベース設計
正解
ウ
解説
候補キー(candidate key)とは、ある関係の1つの組を一意に決定できる属性、又は属性の組合せで極小のものです。極小とはある組を一意に決定するため必要な属性以外が含まれていない様子を示します。1つの組を一意に決定できる属性をもち極小でない属性の組合せはスーパーキー(super key)と呼ばれます。
- 候補キーは関係Rの属性、又は属性の組合せから選びます。
- 説明が逆です。主キーは候補キーの中からを選ばれます。
- 正しい。候補キーは関係の中のタプル(組)を一意に決定できる能力をもつキーです。このため、値または値の組合せはタプルごとに固有である必要があります。
- 1つの関係の中に複数の候補キーが存在することが許されます。その内1つを主キーとして選択し、他の候補キーは代理キー(alternate key)に位置づけられます。