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データベーススペシャリスト令和3年秋期 午前Ⅰ 問8
問8
関係Rと関係Sに対して,関係Xを求める関係演算はどれか。
- IDで結合
- 差
- 直積
- 和
- [出典]
- 応用情報技術者
令和3年秋期 問26と同題
分類
テクノロジ系 » データベース » データ操作
正解
エ
解説
- 結合(join)は、2つの表が共通して持つ属性(列)を基準に結合を行い、新しい表をつくりだす演算です。両方の関係に存在する結合属性は一方のみが表示されます。
RとSをID列で(自然)結合した結果は次のようになります。 - 差(difference)は、2つの関係があるとき、一方の関係に属する行から他方の関係に属する行を取り除いた表を返す演算です。
RとSの差演算(R-S)及び(S-R)は次の結果を返します。 - 直積(cartesian product)は、関係Rと関係Sの行の全ての組合せを返す演算です。演算後の行数は「Rの行数×Sの行数」になります。
RとSの直積演算(R×S)は次の結果を返します。 - 正しい。和(union)は、関係Rまたは関係Sに含まれるすべての行で構成される表を返す演算です。重複する行は除外されます。
RとSの和演算(R∪S)は次の結果を返します。設問の関係Xと同じになります。