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H30 午後2問1設問3(2)① [0558]

 かおりさん(No.1) 
各バッチ処理に対する探索対象行数、結果行数、サーバ間通信対象行数について、ここ数日計算を試みているのですが、全く解答の数値と合わずお手上げ状態です。

丸投げで申し訳ありませんが、解説をいただきたいです。よろしくお願い致します。
2023.09.06 20:20
logres_fanさん(No.2) 
DB ブロンズマイスター
表2  主なテーブルの見積行数・データ所要量
”経費伝票“テーブル  見積行数6,600,000  …
表4  パッチPGMの処理内容
会計データ作成  ”経費伝票“テーブルの処理年月が、当月に一致する1か月分の行ごとに、会計データ1行を編集してファイルに出力する。
表9  パッチ処理の処理行数
会計データ作成  探索対象行数110,000  結果行数110,000  サーバ間通信対象行数110,000
  探索対象行数の穴埋め問題は、見積行数の表を探して、とりあえず60か月(5年分)で割ってみる。
  ”経費伝票“テーブルの見積行数6,600,000を60か月で割ってみると、1か月の見積行数は110,000。同テーブルの処理年月が、当月に一致する1か月分(を探索して、その結果)の行ごとにパッチ処理をするので、探索対象行数は1か月分。
  従って、見積行数を基に探索対象行数を試算すると、110,000。集約などの演算をしないので、結果行は110,000と変わらず。結果行取得後、元テーブルに追加などのDBサーバ間通信をしないので、サーバ間通信対象行数は110,000のまま増えない。以上、パッチ処理の処理行数に一致。
2023.09.07 02:04
logres_fanさん(No.3) 
DB ブロンズマイスター
表2  主なテーブルの見積行数・データ所要量
”旅費申請“テーブル  見積行数150,000  …
”旅費申請明細“テーブル  見積行数1,500,000  …
”交通費申請“テーブル  見積行数180,000  …
”交通費申請明細“テーブル  見積行数3,600,000  …
”一般経費申請“テーブル  見積行数1,500,000  …
表4  パッチPGMの処理内容
経費伝票作成  “旅費申請”、“交通費申請”、“一般経費申請”テーブルの処理年月が当月に一致する行を対象に処理を行う。
旅費申請に対応する”旅費申請明細“テーブルの行ごと、交通費申請に対応する”交通費申請明細”テーブルの行ごと、“一般経費申請”テーブルの行ごとに対象行をパッチPGM中に読み込む。
読み込んだ行ごとに“経費伝票”テーブルの各列に値を設定して1行を追加する。
表9  パッチ処理の処理行数
経費伝票作成  探索対象行数 空欄j  結果行数110,000  サーバ間通信対象行数 空欄k
  まず、“旅費申請”、“交通費申請”、“一般経費申請”テーブルの1か月分を対象に、見積行数から試算する。“旅費申請”テーブルの見積行数150,000を60か月で割ると、2,500。“交通費申請”テーブルの見積行数180,000を60か月で割ると、3,000。“一般経費申請”テーブルの見積行数1,500,000を60か月で割ると、25,000。
  そして、1か月分の“旅費申請”テーブルに対応する”旅費申請明細“テーブルの行ごとに(探索)対象行を読み込んでいる。見積行数から試算すると、“旅費申請明細”テーブルの見積行数1,500,000を60か月で割って、25,000。
  また、1か月分の“交通費申請”テーブルに対応する”交通費申請明細“テーブルの行ごとに(探索)対象行を読み込でいる。見積行数から試算すると、”交通費申請明細“テーブルの見積行数3,600,000を60か月で割って、60,000。
  以上、合計すると、見積行数から試算された探索対象行数は、115,500。

  次に、結果行数であるが、誤、“旅費申請”テーブル1か月の結果行数2,500、誤、“交通費申請”テーブル1か月の結果行数3,000。“旅費申請明細”テーブル、“交通費申請明細”テーブルの結果行に内部結合されるから、それらは数えない。
  故に、探索対象行数115,500引く、内部結合済み5,500は、結果行数110,000。
  集約などの演算はないので、結果行数110,000は変わらず。

  最後に、サーバ間通信対象行数は、結果行ごとに“経費伝票”テーブルに1行追加するので、110,000増える。結果行の参照110,000と合わせて、合計220,000。
2023.09.07 16:29
logres_fanさん(No.4) 
DB ブロンズマイスター
1.(1)①…、10の事業部があり、…
1.(1)②…、20科目ある。
経費予算テーブル(事業部、科目、年月、予算金額)
表2  主なテーブルの見積行数・データ所要量
”経費予算“テーブル  見積行数12,000  … 
”経費伝票“テーブル  見積行数6,600,000  … 
表4  パッチPGMの処理内容
経費分析表作成  “経費予算”テーブルの年月が、当月の12か月前から当月までの行を対象に処理を行う。
経費予算テーブルの行ごとに、対応する“経費伝票”テーブルの金額をGROUP BY句を用いて事業部、科目、年月ごとに集計して実際金額を求め、予算金額との対比表をファイルに出力する。
表9  パッチ処理の処理行数
経費分析表作成  探索対象行数 空欄l  結果行数 空欄m  サーバ間通信対象行数 空欄n
  始めに、経費予算テーブルの見積行数12,000がある。事業部10に分割すると見積行数1,200。さらに、科目20に分割すると見積行数60。主キー制約があるので、事業部ごと科目ごとの年月60行が重複することはない。故に、経費予算テーブルは60か月分の見積行数12,000である。従って、60か月分の見積行数12,000を60か月で割って、1か月の見積行数200。
  まず、当月の12か月前から当月まで、13か月分の行を(探索)対象に処理を行う。見積行数から試算すると、1か月の見積行数200に13か月を掛けて2,600。
  そして、13か月分の経費予算テーブルの行ごとに、対応する“経費伝票”テーブルの金額を集計している。見積行数から試算すると、“経費伝票”テーブルの見積行数6,600,000を60か月で割って、1か月の見積行数110,000、13か月を掛けて1,430,000。
  以上、合計すると、見積行数から試算された探索対象行数は、1,432,600。
  
  次に  結果行数であるが、事業部、科目、年月ごとに集計して経費予算テーブルと対比している。13か月分なので、事業部ごと科目ごとの年月は13行。科目は20あるので、20を掛けて260。さらに、事業部は10あるので、10を掛けて2,600。経費予算テーブルの探索対象行数と一致しているので、結果行数2,600。
  追加などのサーバ間通信をしないので、サーバ間通信対象行数は結果行参照の2,600。
2023.09.07 20:18
 かおりさん(No.5) 
詳しい解説をありがとうございます。
とても分かりやすく、助かりました!
2023.09.08 19:34
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