平成30年春期試験問題 午前Ⅱ 問24

テスト担当者が,ソフトウェアを動作させてその動きを学習しながら,自身の経験に基づいて以降のテストを動的に計画して進めるテストの方法はどれか。

  • 実験計画法
  • 状態遷移テスト
  • 探索的テスト
  • モデルベースドテスト
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分野:テクノロジ系
中分類:システム開発技術
小分類:ソフトウェア構築
解説
探索的テストとは、1983年に Cem Kaner 博士によって提唱されたテスト手法の1つで、ソフトウェアの理解とテスト設計とテスト実行を同時に行うテストです。あらかじめテスト項目を作成せず、ソフトウェアを実行した結果を観察することで思考を深めて、更なるテストを実行していくことが特徴です。短時間ででき、テスト効率が高いとされていますが、テスト担当者に高度なスキルが要求されます。

したがって「ウ」が正解です。
  • 実験計画法は、確認すべき複数の要因をうまく組み合わせることによって、なるべく少ない実験回数で効率的に実験を実施する手法です。
  • 状態遷移テストは、次々と変化していくソフトウェア状態の状態遷移図で表し、そのすべての状態と経路を網羅するようにテストケースを作成する手法です。
  • 正しい。
  • モデルベースドテストは、テスト設計モデルを用いてテストケースを設計する技術の総称です。

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