令和5年秋期試験問題 午前Ⅱ 問24
問24解説へ
データ中心アプローチの特徴はどれか。
- クラス概念,多態,継承の特徴を生かして抽象化し,実体の関連を表現する。
- 対象システムの要求を,システムがもっている機能間のデータの流れに着目して捉える。
- 対象世界の実体を並列に動作するプロセスとみなし,プロセスはデータを通信し合うものとしてモデル化する。
- 対象とする世界をシステムが扱うデータに着目して捉え,扱うデータを実体関連モデルで整理する。
正解 エ問題へ
分野:テクノロジ系
中分類:システム開発技術
小分類:ソフトウェア方式設計・詳細設計
中分類:システム開発技術
小分類:ソフトウェア方式設計・詳細設計
広告
解説
データ中心アプローチ(DOA:Data Oriented Approach)は、プログラムとデータは独立したものと考え、データを中心に据えてシステム/ソフトウェアの設計を行う手法です。E-R図などで対象世界をモデル化し、それに基づいてデータ構造などを決めて、プログラムはその共通のデータを操作するものとして設計します。
業務プロセスやビジネルロジックは時間や周りの環境により変化することが多いですが、データ構造はそれと比べて安定しています。データ構造を基盤としてシステム/ソフトウェアを設計することで、プロセス中心アプローチと比較して、柔軟性があり長期的な安定性を確保することができるのが強みです。
したがって「エ」が適切な説明です。
業務プロセスやビジネルロジックは時間や周りの環境により変化することが多いですが、データ構造はそれと比べて安定しています。データ構造を基盤としてシステム/ソフトウェアを設計することで、プロセス中心アプローチと比較して、柔軟性があり長期的な安定性を確保することができるのが強みです。
したがって「エ」が適切な説明です。
- オブジェクト指向アプローチの特徴です。
- 構造化アプローチの特徴です。
- プロセス中心アプローチの特徴です。
- 正しい。データ中心アプローチの特徴です。
広告