令和5年秋期試験問題 午前Ⅱ 問22
問22解説へ
データからパリティを生成し,データとパリティを4台以上のハードディスクに分散して書き込むことによって,2台までのハードディスクが故障してもデータを復旧できるRAIDレベルはどれか。
- RAID0
- RAID1
- RAID5
- RAID6
正解 エ問題へ
分野:テクノロジ系
中分類:システム構成要素
小分類:システムの構成
中分類:システム構成要素
小分類:システムの構成
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解説
- RAID0はストライピングです。複数のディスクに分散してデータを書き込むことで、アクセス性能を向上させる方式です。
- RAID1はミラーリングです。同じデータを2台のディスクに書き込むことで、信頼性を高める方式です。実際に利用できる記憶容量は50%になるため、記憶効率は低下します。
- RAID5は、データとともにパリティビットも複数のディスクに分散して書き込む方式で、信頼性・アクセス性能がともに向上します。最低3台で構成され、1台のディスク障害であれば復旧することができます。
- 正しい。RAID6は、RAID5と同じくデータとパリティビットを複数のディスクに分散して書き込むことは同じですが、パリティを二重化することでさらに耐障害性を高めた方式です。最低4台で構成され、2台までのディスク障害であれば復旧することができます。
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