令和2年秋期試験問題 午前Ⅰ 問21
問21解説へ
サービス提供時間帯が毎日0~24時のITサービスにおいて,ある年の4月1日0時から6月30日24時までのシステム停止状況は表のとおりであった。システムバージョンアップ作業に伴う停止時間は,計画停止時間として顧客との間で合意されている。このとき,4月1日から6月30日までのITサービスの可用性は何%か。ここで,可用性(%)は小数第3位を四捨五入するものとする。
- 95.52
- 95.70
- 99.52
- 99.63
正解 ウ問題へ
分野:マネジメント系
中分類:サービスマネジメント
小分類:サービスマネジメントプロセス
中分類:サービスマネジメント
小分類:サービスマネジメントプロセス
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解説
サービスの可用性は以下の式で算出されます。
可用性=(計画サービス時間-停止時間)÷計画サービス時間
計画サービス時間=サービス提供時間-計画停止時間
式に従って、まずは計画サービス時間を求めます。サービス提供時間帯は毎日0時~24時、各月の末日は、4月30日、5月31日、6月30日ですので、サービス提供時間は、
24時間×(30日+31日+30日)=2,184時間
さらにシステム停止時間のうち「システムバージョンアップ作業に伴う停止」は計画停止に該当しますので、サービス提供時間から差し引きます。
2,184時間-84時間=2,100時間
よって、計画サービス時間は2,100時間となります。
この時間からハードウェア故障の10時間を除いた2,090時間がサービス時間の実績値になります。以上より可用性(%)は、
2,090時間÷2,100時間=0.99523…=99.523…%
小数第3位を四捨五入して99.52%
したがって「ウ」が正解です。
可用性=(計画サービス時間-停止時間)÷計画サービス時間
計画サービス時間=サービス提供時間-計画停止時間
式に従って、まずは計画サービス時間を求めます。サービス提供時間帯は毎日0時~24時、各月の末日は、4月30日、5月31日、6月30日ですので、サービス提供時間は、
24時間×(30日+31日+30日)=2,184時間
さらにシステム停止時間のうち「システムバージョンアップ作業に伴う停止」は計画停止に該当しますので、サービス提供時間から差し引きます。
2,184時間-84時間=2,100時間
よって、計画サービス時間は2,100時間となります。
この時間からハードウェア故障の10時間を除いた2,090時間がサービス時間の実績値になります。以上より可用性(%)は、
2,090時間÷2,100時間=0.99523…=99.523…%
小数第3位を四捨五入して99.52%
したがって「ウ」が正解です。
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