横断分析用商品コードは分類コードにならざるを得ないはず

受験生さん  
(No.1)
R3秋午後1問1の関連です。加盟企業コードと横断分析用商品コードの組み合わせを候補キーとするのは、無理のある設定だと思います。複数企業の商品を横断分析するために横断分析用商品コードと横断分析用商品名を付与することになっていますが、異なる企業から出される複数の商品には、厳密には様々な差異がありうるわけです。それらを「同一のもの」と見做して分析にかけるためには、横断分析用商品名はあくまで分類名にならざるを得ないと思います。分類名であればこそ、一つの企業から販売される”同一”商品の様々なバリエーション(パッケージ数量、サイズ、色、素材など)を同一カテゴリーの商品として分析することも可能になります。
2024.10.23 15:23
受験生さん  
(No.2)
分析するために行うグルーピング(=分類)は、グループごとの差異や傾向を見つけるために行うものであって、特殊なケースをのぞけば、分類用のIDは行を一意に特定するための役に立たないはず。そして問題文には、そういう特殊ケースであることが明記されていない(ように思う)…というような疑問です。
2024.10.23 16:36
awesamさん 
(No.3)
> 異なる企業から出される複数の商品には、厳密には様々な差異がありうるわけです。
> ”同一”商品の様々なバリエーション(パッケージ数量、サイズ、色、素材など)

上記は、アパレル系の型とSKUみたいな概念の話をしてる気がしますが、そもそもこの問題でそんな話はしていないと思います。
加盟企業商品には、JANコードも含まれているので、これ以上分解されない最小単位となる商品情報を管理していると思われます。(JANコードは、同じ型でもサイズやカラーが異なれば違うので)
つまり、問題の中でいう同じ商品とは全く同じものということ。

問題では、単に例えばファミリーマートとセブンイレブンで同じお菓子を売っている時に同じ横断分析用商品コードを入れておくことで同じ商品と識別できるようにするという話をしていると思います。
なので、この問題の中では加盟企業コードと横断分析用商品コードでユニークに商品を識別することが可能というのは自然な考え方だと思います。


ただ、私としては別のスレッドで書いているのですが、時系列的にNULLの状態があるものが候補キーとなるのが納得いかないのですがw(これは宗教論みたいな話になるので、IPAはそういう考えと受け止めました。。)
2024.10.24 09:42
awesamさん 
(No.4)
ちなみに、アパレル世界の実運用では同じSKUなら基本同じJANコードですが、マルチJANコードのブランドもあったりはします。
2024.10.24 09:45
受験生さん  
(No.5)
awesamさん
> 問題の中でいう同じ商品とは全く同じものということ。
理解できました。
わかりやすい例もご提示いただきまして、ありがとうございます。
2024.10.24 11:48
受験生さん  
(No.6)
> 時系列的にNULLの状態があるものが候補キーとなるのが納得いかない
そこは気づいていませんでしたが、言われてみればNULLを許容して複数のNULLが生じてしまうと、一意性が損なわれた状態になってしまいますね。商品の入替えが頻繁だったり、本設問のように新商品の分析用コード設定に数日を要するというのであれば、「候補キー」として問題がありそうです。
2024.10.24 13:14
awesamさん 
(No.7)
候補キーに関する私の考えは、下記スレッドで書いているので、ご興味あれば見ていただければと思います。
下記にも書いてますが、IPAとしてはどのデータかの識別ができなくても、別データということがわかれば良いという考えで候補キーにはnullも含めていいという考えなのかなぁと受け止めました。(私の中では主キーの候補として明らかにおかしいので、候補キーの構成列にnull許容はすべきでないと思っていますが、IPAの試験を受ける以上はIPAの思想に従わないといけないので)

https://www.db-siken.com/s/bbs/0780.html
2024.10.25 20:52
受験生さん  
(No.8)
awesamさん
いろいろとご教示いただきありがとうございます。勉強になります。
2024.10.26 18:44

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