平成28年春期試験問題 午前Ⅱ 問7
問7解説へ
関係モデルの候補キーの説明のうち,適切なものはどれか。
- 関係Rの候補キーは関係Rの属性の中から選ばない。
- 候補キーの値はタプルごとに異なる。
- 候補キーは主キーの中から選ぶ。
- 一つの関係に候補キーが複数あってはならない。
正解 イ問題へ
分野:テクノロジ系
中分類:データベース
小分類:データベース設計
中分類:データベース
小分類:データベース設計
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解説
候補キー(candidate key)とは、ある関係の1つの組を一意に決定できる属性、又は属性の組合せで極小のものです。極小とはある組を一意に決定するため必要な属性以外が含まれていない様子を示します。1つの組を一意に決定できる属性をもち極小でない属性の組合せはスーパーキー(super key)と呼ばれます。
- 候補キーは関係Rの属性、又は属性の組合せから選びます。
- 正しい。候補キーは関係の中のタプル(組)を一意に決定できる能力をもつキーです。このため、値または値の組合せはタプルごとに固有である必要があります。
- 説明が逆です。主キーは候補キーの中から選ばれます。
- 1つの関係の中に複数の候補キーが存在することが許されます。その内1つを主キーとして選択し、他の候補キーは代理キー(alternate key)に位置づけられます。
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