令和2年秋期試験問題 午前Ⅱ 問15
問15解説へ
ビッグデータの処理に使用されるCEP(複合イベント処理)に関する記述として,適切なものはどれか。
- 多次元データベースを構築することによって,集計及び分析を行う方式である。
- データ更新時に更新前のデータを保持することによって,同時実行制御を行う方式である。
- 分散データベースシステムにおけるトランザクションを実現する方式である。
- 連続して発生するデータに対し,あらかじめ規定した条件に合致する場合に実行される処理を実装する方式である。
正解 エ問題へ
分野:テクノロジ系
中分類:データベース
小分類:データベース応用
中分類:データベース
小分類:データベース応用
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解説
CEP(Complex Event Processing:複合イベント処理)は、刻々と発生する膨大なデータをリアルタイムで解析し、条件に合致したものだけを処理する技術の総称です。データに対する処理条件や分析シナリオを事前に定義しておき、それに合致した場合に決められたアクションを即座に実行する仕組みです。
- OLAP(Online Analytical Processing)の説明です。
- 楽観的排他制御の説明です。ロックをする代わりに更新前のデータを取得しておき、更新時にデータが取得時と同じであるときにだけ更新を行います。
- 2相コミットなどの実行制御方式が該当します。
- 正しい。CEP(複合イベント処理)の説明です。
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